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#030

同じ数字を、今日も二度打っている。規模の違う3社が二重入力をなくした事例3選

受注メールの内容を在庫システムに打ち直す。基幹に入れた得意先を会計にもう一度登録する。顧客から届いた検収明細を、自社の売上データと目で見比べる。入れ物が2つあれば、間に立つ人が同じものを二度打つ。この二度打ちを消した会社を、従業員2名、64名、478名の順に並べた。2名の会社はロボットに転記させ、64名の会社は2つのシステムを連携ツールでつなぎ、478名の会社は照合そのものを専用システムに任せた。手が分かれた理由は会社の規模だけではなく、何を替えられなかったかにある。自社はこの3社のどこに近いか。

#029

出張のたびに、人事がメールで旅行代理店と往復していた。出張手配と旅費を一か所に集めた、条件の違う3社の事例3選

出張の仕事は、出張そのものより前後に多い。手配を頼み、変更を伝え、帰ってきたら旅費を申請し、規定に合わなければ差し戻される。Gengoでは人事部が海外出張の手配を旅行代理店とメールで往復し、ぺんてるでは複雑な旅費規定のせいで差し戻しが毎月約50件出ていた。NTT ExCパートナーはグループ約50社に同じ旅費システムを配る側だった。3社の手は分かれる。手配のやり取りをチャットの一覧に移す、規定のチェックをシステムに書く、基盤を改修せずに画面へ制度の案内を足す。月に2〜3名の渡航からグループ約11万名まで、出張の規模が小さい順に並べた。自社はどの会社に近いか。

#028

早番が5時半から7時になった、給食の現場の事例3選

病院や施設の厨房で一番採れないのは、朝5時台に出勤する人だ。求人を出しても早番だけ埋まらず、パートは定着しない。この3本の施設も同じところで詰まっていた。桜ヶ丘記念病院は毎食ごとに調理して出す運用で早番が5時30分、あつち葛飾クリニックは完調品を温めるだけの施設なのに専属の調理師を置いていた。3施設が変えたのは献立でも人員計画でもなく、調理と配膳の時間の間にある切れ目だ。前日の午後に盛り付けてチルドで保存し、配膳の時間に合わせて自動で温める。早番の出勤は7時に、早朝の調理員は5名から1名に、専属調理師の採用は不要になった。朝の厨房から調理という仕事を外した3施設の数字を並べた。

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