デザインレビュー概念をITガバナンスに適用し、プロジェクト成功率を向上
ヤンマーホールディングスは、SaaS普及に伴う現場主導のシステム導入で予算超過やスケジュール遅延が発生していた。商品開発の「デザインレビュー」概念を適用したフェーズゲート審査とPMA派遣の仕組みを導入し、現場に寄り添うガバナンスを実現。Q・C・D(品質・コスト・納期)の達成確度が向上した。
- 導入企業
- ヤンマーホールディングス株式会社
- 業種
- 製造業
- 規模
- 従業員26,671名(連結)
- 部門
- デジタル本部
- 解決した製品
- PMO支援サービス(フェーズゲート審査支援、PMA派遣)(it-innovation.co.jp)
- 従業員数(連結)
- 26,671名
- フェーズゲート数
- 4つ(企画構想、開発計画、テスト計画、本番移行)
01課題
SaaSの普及により現場主導でのシステム導入が進む一方、ITプロジェクトの知見がない事業部門が主体となることで、予算超過やスケジュール遅延が発生。本来必要なプロセス(基本方針決定、運用保守、セキュリティ対応)が不足したままプロジェクトが推進されていた。
02やったこと
商品開発プロセスの「デザインレビュー(DR)」概念をITガバナンスに適用し、システム導入を5つのフェーズに分けてフェーズゲート審査を導入。フェーズチェックシートで各工程で達成すべきことを明記した。重要プロジェクトには「PMA(プロジェクト・マネジメント・アドバイザ)」を派遣し、現場と本社が寄り添うガバナンスを実現した。
03成果
現場の反発が感謝に変わり、プロジェクト側から「指摘が的を射ていた」という感謝の声が上がるようになった。現場と本社の距離が縮まり、「まだ答えがない課題」について事前に相談される場面が出てきた。PMAの助言がプロジェクトの後ろ盾となり、ベンダーマネジメントも進めやすくなった。
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