IoTデータ分析基盤で設備の見える化を実現、品質向上と稼働率改善に向けたスマートファクトリーへ
生産設備データを紙に手書き記録していた課題に対し、IoTデータ分析基盤を構築してリアルタイム取得・可視化を実現。ダッシュボードでの異常監視が容易になり、複数工程のデータ連携による原因特定や設備稼働率向上への施策が可能になった。
- 導入企業
- 神鋼鋼線工業株式会社
- 業種
- 製造業
- 規模
- 従業員899名(連結)
- 部門
- 技術総括・DX推進部、生産本部
- 解決した製品
- IoTプラットフォームサービス(kobelcosys.co.jp)
- PoC実施期間
- 約1年半(2023年から)
- 本格運用開始
- 2025年5月末
- 対象工程
- 伸線工程及び熱処理工程(第1フェーズ)
- 取得PLCパラメータ数
- 約300種類(1台の設備当たり)
01課題
生産設備データを紙に手書き記録していたため分析に多大な手間がかかり、複数工程にまたがるデータ分析が困難であった。また、記録されたデータでは不十分で、設備トラブル時の原因特定と対策立案に制約があった。
02やったこと
コベルコシステムと協働し、IoTデータ分析基盤を構築。取得専用PLCを設置して設備データをクラウドのデータレイクに蓄積し、MESデータと連携。BIツール「MotionBoard」でダッシュボードを作成し、リアルタイムの設備状況可視化を実現した。
03成果
熱処理炉の温度変化や失火などの状況がダッシュボード上からリアルタイムで見えるようになり、トラブルへの対処が容易になった。今後の期待効果として、設備停止原因分析、品質異常の低減、OEE(総合設備効率)の正確な算出、現場の即時判断能力向上が挙げられている。
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