ヤマト運輸、MLOps導入で機械学習モデルの運用を高速化し精度改善サイクルを10倍以上に加速
宅配業界最大手のヤマト運輸は、コロナ禍による需要増大への対応と従来手法の限界を課題に、MLOps(Machine Learning Operations)を導入。機械学習パイプラインの自動化により、月次運用の高速化と運用工数の大幅削減を実現し、精度改善サイクルが月1回から月10回以上へと加速した。

- 導入企業
- ヤマト運輸株式会社
- 業種
- 物流・運輸
- 規模
- 従業員約18万人
- 部門
- デジタル戦略推進部
- 解決した製品
- MLOps(Machine Learning Operations)(exawizards.com)
01課題
コロナ禍によるEC需要の急拡大に伴い、従来の経験と勘に基づいた貨物量予測では対応が困難になった。また、AIモデルの開発と運用の連携に時間がかかり、複数の予測モデルを迅速に開発・運用することができていなかった。
02やったこと
MLOpsを導入し、機械学習モデルの開発・実装から運用までのサイクルを自動化。ソースコードの改修(ログ出力、エラーハンドリング、自動通知の追加)とコンテナ技術を活用した機械学習パイプラインの自動実行環境を構築。Microsoft Azure上のクラウドネイティブなデータ基盤と連携させた。
03成果
機械学習モデルの運用が安定し、月次運用の高速化と運用工数の大幅削減を実現。精度改善のサイクルが加速されたことで、どのような条件が最適かを把握したうえで継続的にモデル開発ができるようになった。また、経営層がより経営にフォーカスし、セールスドライバーが顧客対応に集中できるようになり、本質的な業務に集中できる環境の基盤が完成した。
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