AI活用で肥育牛の起立困難を自動検知・対応、労働負担を大幅軽減
黒毛和種肥育農家きたやつファームは、肥育牛の起立困難による損失と労働負担が課題だった。NTTテクノクロスのブジダス(AI映像分析+特殊音発報システム)を導入することで、緊急時の現場到着不要となり、農家の労働を大幅に削減。さらに長時間臥床時の異常検知など予期しない付加価値も得られた。
- 導入企業
- 合同会社きたやつファーム
- 業種
- 飲食・食品
- 規模
- 肥育牛90頭、繁殖母牛25頭
- 部門
- 畜産事業部門
- 解決した製品
- BUJIDAS(ブジダス)(ntt-tx.co.jp)
- 設置カメラ台数
- 4台(うち稼働中2台)
- 肥育牛飼養頭数
- 90頭
- 繁殖母牛飼養頭数
- 25頭
- 導入から経過期間
- 約8ヶ月
01課題
肥育牛の起立困難は発生から2~3時間で死に至る重大事故であり、早期発見と対応が必要だが、夜間や出産時など対応できない場合があり、牛を起こす作業は重労働。現場まで向かう負担が大きく、楽な肥育経営の実現が課題だった。
02やったこと
NTTテクノクロスが開発したブジダスを導入。AIが映像から起立困難の兆候を検知し、特殊音を発報して牛が自発的に起き上がるよう促すシステム。スマートフォンでいつでも映像確認可能で、緊急時の判断ができる。当初1台で稼働開始し、半年後に2台目を追加導入。
03成果
メールアラート後、2~5分(最長10分程度)で牛が音声で起き上がり、導入後は現場に向かった経験がない。起立困難リスクの月齢帯の牛が増加したため追加導入を決定。また、長時間臥床時のアラートから足の痛みなど隠れた異常を早期に発見でき、出荷予定を無事に迎えられた。ブジダスの統計データから餌やり後6時間に牛が深く眠ることに気付き、その時間帯の作業を控えるなど、飼育管理の最適化にも活用。女性や経験不足者でも対応でき、一部一貫経営による業界サステナビリティ向上に貢献する可能性を確認。
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