生成AIで空き家の老朽危険度を自動判定、自治体の調査工数を削減
自治体の空き家調査は従来、職員の目視確認に頼り工数がかかり評価がばらつく課題があった。森ビルはVertex AIのマルチモーダルLLMを活用し、写真アップロードで老朽危険度を自動判定するシステムを構築。大量の教師データ不要で短期間にPoC実現を達成した。

- 導入企業
- 森ビル株式会社
- 業種
- その他
- 解決した製品
- Google Cloud Vertex AI(cloudpack.jp)
- 実証地域
- 長野県茅野市
01課題
自治体の空き家調査が職員による現地目視確認に依存し多大な工数がかかる上、評価に主観が入り結果がばらつく課題があった。また従来の機械学習導入では数千~数万枚の教師データ準備が必要で時間と費用が障壁となっていた。
02やったこと
Google Cloud のVertex AIのマルチモーダルLLMを活用し、写真をアップロードするだけで建物の老朽危険度を自動判定するバックエンドシステムを構築。建築用語を明示的に指定したプロンプトエンジニアリングと1問1答形式の実行により判定精度を向上させ、不動産ライブラリやPLATEAU等の公的データと連携し価格査定も自動化した。
03成果
大量の教師データを準備することなく短期間でPoC実現が可能となった。目視中心の調査と比べて効率化の可能性を強く示す成果を得た。自然言語による柔軟な判定条件追加が可能で、自治体ごとに異なる基準への対応も視野に入れることができた。
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