理化学研究所がオンデマンド構築サービスでクラウドバースティング環境を実現、研究者の環境構築負担を軽減
理化学研究所のバイオインフォマティクス研究開発ユニットでは、DNAシーケンス解析に必要なデータ解析環境の構築・運用に課題を抱えていました。学認クラウドオンデマンド構築サービスを導入することで、ベンダー間のインターフェース差異を吸収し、運用管理プロセスの標準化を実現し、研究者が迅速に必要な環境を利用できる体制を構築しました。
- 導入企業
- 国立研究開発法人 理化学研究所 生命機能科学研究センター バイオインフォマティクス研究開発ユニット
- 業種
- 教育
- 部門
- 生命機能科学研究センター バイオインフォマティクス研究開発ユニット
- 解決した製品
- 学認クラウドオンデマンド構築サービス(gakunin.jp)
01課題
DNAシーケンス解析により大量のデータが発生するが、複数プログラムのワークフロー型処理では環境設定やライブラリ依存関係の問題で準備作業に手間がかかっていた。また、スポット的に大量の計算資源が必要になるタイミングが予測困難であり、従来のオンプレミス・スパコン申請では対応が難しかった。さらに、複数ベンダーのクラウドサービス利用時にインターフェース差異に対応する学習コストが生じ、運用管理が属人化していた。
02やったこと
学認クラウドオンデマンド構築サービスを導入し、複数ベンダーのクラウドサービスを統一インターフェースで利用可能にした。設定ファイル変更のみで異なるベンダーのサービスを同じように操作でき、APIがPythonで制御でき、Jupyter Notebookのコンフィグレーションで環境を定義できるようにした。これにより、必要に応じてオンプレミスとクラウドをハイブリッド活用する体制を実現した。
03成果
ネットワーク設定やセキュリティ、パフォーマンス対応の負担が軽減され、作業者の負担が大幅に削減された。短時間で必要な環境を構築でき、複数の担当者による共同作業が可能になり、運用管理の標準化・効率化が実現できた。研究者が迅速に必要なデータ解析環境を利用できるようになった。
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