JR東日本、タブレット端末による時刻表転送システムで輸送障害時の対応を迅速化
JR東日本は、輸送障害発生時に乗務員へ更新時刻表を届けるのに時間がかかる課題を抱えていた。NTTテクノクロスと共同で、タブレット端末を活用した時刻表転送システムを開発・試行し、新宿運輸区の約150名の乗務員でiPad 85台を4ヶ月間検証。降雪時のダイヤ乱れ対応で効果が実証され、全乗務員区所への導入が決定した。
- 導入企業
- 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)
- 業種
- 物流・運輸
- 規模
- 従業員59,130名(うち乗務員約12,000名)
- 部門
- 運輸車両部
- 解決した製品
- タブレット端末を用いた時刻表転送システム(ntt-tx.co.jp)
- 試行対象乗務員数
- 約150名
- 配置iPad台数
- 85台
- 試行期間
- 4ヶ月(2012年10月~2013年1月)
- 本格導入対象乗務員数
- 約12,000名
01課題
輸送障害発生時に、列車運行の変更内容や更新時刻表を乗務員(運転士・車掌)に迅速に伝える必要があったが、時刻表の多くが紙で手渡しされているため、運転再開が遅れるケースが懸念されていた。
02やったこと
NTTテクノクロスと共同で、タブレット端末を活用した時刻表配信システムを開発。新宿運輸区をフィールドに、iPad 85台を乗務員に割り当てて試行を実施。乗務員からのフィードバックを取り入れながら、ユーザーインターフェイスを改良し、実装を進めた。
03成果
タブレット端末での運用により、高度な研修等の教育コストを必要とせず、他線区への水平展開が容易になった。降雪時のダイヤ乱れ対応で効果が実証され、輸送品質の向上に貢献した。乗務員から「使いやすく」「安定している」という評価を得た。
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