世界中の船舶データをIBMクラウドで一元管理し、セキュアな情報共有を実現
日本海事協会は、世界中に散在する造船所・船主・解体業者などの関係者が船舶データを共有する必要があったが、スタンドアロンソフトでは情報更新時のミスが発生しやすく、特定ソフトへの依存リスクがあった。そこでIBMのクラウドを採用し、クラウドベースの「船舶有害物質情報管理ソリューション」を2010年8月に構築。さらにアーカイブセンターの構築を進めることで、世界中のユーザーが24時間365日体制で船舶構造情報にアクセスでき、セキュリティと利便性の両立を実現した。
- 導入企業
- 一般財団法人 日本海事協会(ClassNK)
- 業種
- その他
- 規模
- 従業員約1400人
- 部門
- 研究開発推進室
- 解決した製品
- IBM Cloud / PrimeShip-INVENTORY(クラウド版)(impress.co.jp)
- 保管対象船舶
- 約7000船籍
- 保有する図面データ
- 30年分
- 船舶寿命期間中の情報管理
- 約35年
- システム構築期間
- 協議開始から4ヶ月で完成
01課題
世界中に拠点を置く顧客(造船所、船主、荷主、解体業者等)が船舶の有害物質情報をリアルタイムで共有・更新する必要があったが、スタンドアロンソフト配布方式ではメール等でのやり取りでミスが発生しやすく、特定ソフトウェアへの依存リスクもあった。また、機密性の高い船舶構造データをセキュアに管理・保管する必要があった。
02やったこと
IBMのクラウドプラットフォームを採用し、インベントリ作成ソフト「PrimeShip-INVENTORY」をクラウドベースのWebシステムに構築。世界中のユーザーが中央集約されたクラウドで共有・更新できる環境を実現。さらに、船舶の構造情報を船の一生にわたり管理するクラウドベースのアーカイブセンターの構築も進行中。
03成果
世界中どこからでも365日24時間体制で必要な船舶情報にアクセス可能に。デジタル化により、ペーパー保管スペース(建物1フロア分)の削減を実現予定。特定ソフトウェアへの依存を排除し、将来的なプラットフォーム変更に対応可能。世界でも例がない先進的なクラウドシステムを確立。
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