IoT水質モニタリングで諏訪湖の環境変化を遠隔観測、大雨時の濁水現象を即座に検出
諏訪湖は水中溶存酸素低下やアオコ大量死などの新たな課題が発生していた。IoT技術を用いて水質データ(溶存酸素・水温・濁度)を15分間隔で測定・無線送信し、2018年から運用を開始。2021年の大雨時には水温低下や濁度上昇を遠隔でリアルタイムに観測でき、環境変化への適応検査に大きな成果を実証した。
- 導入企業
- 諏訪湖(地域水環境管理プロジェクト)
- 業種
- 自治体・公共
- 解決した製品
- 水質IoTモニタリングシステム(OPTEX製、温度計TCシリーズ・溶存酸素計DOS-20等を使用)(optex.co.jp)
- 測定間隔
- 15分
- 設置機器台数
- 2台
- 測定深度
- 0.5m、3m、5m
- 無線送信距離
- 約1.8km
01課題
諏訪湖では水中溶存酸素低下やアオコ大量死などの新たな環境問題が発生しており、従来の人手による測定では連続的・継続的なデータ取得が困難であった。
02やったこと
IoT技術を活用して、溶存酸素・水温・濁度を15分間隔で測定し、ワイヤレスで約1.8km離れた基地局に送信するシステムを構築。2018年から運用を開始し、2021年には諏訪湖水深0.5m・3m・5mの3地点に2台の機器を設置した。
03成果
従来は大雨の日に船で測定に出ることは危険で実施できなかったが、IoTシステムにより大雨による環境変化を安全に遠隔観測でき、河川からの大量濁水流入による湖水の入れ替わり現象を検証できた。この遠隔観測データは、諏訪湖の環境研究継続のための重要な知見となっている。
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