
「展示会は1回きり」だった時代は終わった
これからの展示会は、“進化するメディア”になる
展示会といえば、「その場で名刺を集めて終わり」というイメージが根強くあります。
会期が終われば、会場は撤去され、展示した内容や来場者の関心・反応は一部の営業メモにしか残らない。
しかし今、その展示会の“当たり前”が大きく変わろうとしています。
変わりゆく展示会の役割
従来の展示会は、あくまでイベント型の営業活動でした。
- 会期:数日間だけ
- 目的:名刺獲得と、簡単な商談
- フォロー:属人的でバラバラ
これでは、せっかくの来場者情報や会話が、次に活かされないまま消えていきます。
「展示会 × Webマーケ」で、仕組み化が進む
これからの展示会では、
バーチャル展示会とWebマーケティングを組み合わせることで、
営業活動を仕組みとして継続・進化させることが可能になります。
- 展示会で得た反応や質問を、バーチャル展示会に反映
- 一度来場した人にも「新しい情報」がある状態を維持
- 関心に合わせたフォローアップメールやコンテンツ配信
つまり、展示会を単発イベントから“育つメディア”へと転換できるのです。
実際の質問を反映することで、展示会は進化する
例えば、リアル展示会でよくある以下のような質問:
「この製品、〇〇にも使えますか?」
「実際に導入している企業の事例はありますか?」
「メンテナンスはどうやるんですか?」
これらのリアルな疑問や反応を、
そのままバーチャル展示会に反映することで、
完成度はどんどん高まっていきます。
しかも、その情報は来場者だけでなく、
後日見に来た人や再訪した人にも価値を提供します。
ROASが見える展示会へ
さらに、Webと連動することで、
展示会が**“数値で評価できる営業施策”**へと進化します。
- 広告経由でバーチャル展示会に何人来たか
- どの製品ページを何秒見たか
- 資料をダウンロードしたか
- フォーム送信やコンバージョンにつながったか
こうした数値が取れるようになれば、
広告費に対してどれだけ効果が出たか(ROAS)も明確になります。
これは、従来のリアル展示会では難しかった部分です。
「何枚名刺を集めたか」ではなく、売上との関係性まで見えるようになるのです。
「もう一度見に行く意味がある」展示会へ
展示会は一度来て終わり、という前提が変われば――
- 情報が更新されるから、何度来ても発見がある
- 最新の質問や解決策が随時追加される
- 社内共有や再検討のタイミングで資料として再活用できる
こうして、展示会は**“一度きり”ではなく“何度も使える武器”**になります。
まとめ:展示会は「起点」から「仕組み」へ
これからの展示会は、
**「一度きりのイベント」ではなく、「継続的な営業とマーケティングの仕組み」**として再定義されるべきです。
リアル展示会で得たインサイトをバーチャル展示会に活かし、
Web広告やステップメールと連動させることで、
来場者との関係を“点”から“線”、そして“面”へと広げていく。
そうすることで、展示会は企業の成長を支えるメディア資産となり、
商談率の向上、営業の効率化、マーケティングの成果可視化にもつながります。