「KEEP IN TOUCH」

ブログのタイトルは、BtoBマーケティングにおいて、インターネットが果たす役割を端的に表している言葉だと私は思います。
いわゆる、ネットを使ったマーケティングの中でよく言われるのが、「KEEP IN TOUCH」といって、その企業の存在をユーザーに常に認識させるために、ユーザーとの接触頻度を増やす方法があります。基本的な手法としては、メルマガやSNSになります。
さらに、そのことによってユーザーの選択肢に入り続けるというブランド力も高めることができます


バーチャル展示会は、物理的な展示会のような臨場感を完全に再現することはまだ難しいかもしれませんが、その一方で顧客と常に繋がり続けることができるという大きなメリットがあります。
これは、地理的な制約が一切ないためです。
時間的、空間的な制約がないインターネット空間の中で、物理的な空間を再現することをバーチャル展示会は目的としています。

地理的制約の克服

従来の物理的な展示会では、開催地までの移動や宿泊の手配など、参加者にとって時間とコストの負担が伴います。
しかし、バーチャル展示会ならば、世界中のどこからでもアクセスが可能です。
インターネット接続さえあれば、自宅やオフィスから簡単に参加できるため、より多くの参加者を引き付けることができます。
手軽に参加できる分、参加者のコミットメントも弱いという見方もあると思いますが、参加のしやすさとのトレードオフの部分もあるので、それは致し方ないかと思います。

顧客との継続的な接触

ブランド力を高めるためには、ユーザーの選択肢の中で常に上位に位置することが重要です。
そのためには、常にユーザーと接し続けることが求められます。
バーチャル展示会はその点において非常に効果的です。
オンラインでのイベントや展示を定期的に開催することで、顧客にブランドの存在を忘れさせないようにすることができます。

インタラクティブな体験

バーチャル展示会では、インタラクティブなコンテンツを提供することが可能です。
3Dモデルや360度の映像、ライブチャット機能などを活用することで、ユーザーに対してより深いエンゲージメントを促すことができます。
これにより、ユーザーは製品やサービスについてより詳しく知ることができ、ブランドに対する信頼感を高めることができます。

データの活用

バーチャル展示会では、参加者の行動データをリアルタイムで収集することができます。
どのブースにどれだけの時間滞在したのか、どのコンテンツに関心を持ったのかなどのデータを分析することで、マーケティング戦略の改善や顧客ニーズの把握が容易になります。
これにより、よりパーソナライズされた顧客対応が可能となり、ブランド力の向上に繋がります。

バーチャル展示会は、物理的な制約を克服し、顧客と継続的に接触し続けることができる強力なツールです。
インタラクティブな体験を提供し、データを活用することで、ブランド力を強化し、ユーザーの選択肢の中で上位に位置することを目指しましょう。
バーチャル展示会の可能性を最大限に活用し、顧客との関係を深め、ブランドの存在感を高めていきましょう。