Our Product Story

はじまり

はじまり

ブログの記事ではVexpoが提供するバーチャル展示会がどのようにみなさんのビジネスに貢献できるかを発信しておりますが、その前になぜこのようなサービスを作ったのかの背景を説明したほうが伝わるのかなと思い、こちらのタイトルと致しました。

サービスを紹介するWebサイト上で説明している部分とも重複しますが、文章としてまとめておいた方が、今後どのようなサービス展開になるのかもわかるかなと思い記事にしました。

このサービスは、私が機械部品メーカーの営業をやっているときに思いついたもので、仕事の片手間で開発していたので、実際にみなさんの目に触れるようなサービスとして発信できるまでに約5年くらいかかったと思います。製造業の営業として長く現場に関わってきた私が、「なぜWeb上で展示会を再現しようと思ったのか」。その背景をまとめたのがこのページです。

転機

転機

元々営業をやっていたのに、なんでこんなサービスを作ろうと思ったのか疑問に思うかもしれません。私もなんで、5年間も執着していたのかよくわかりません。ただ、やはり大きかったのは、コロナの流行です。コロナによって、営業活動は大幅に制限されました。毎日の客先へ出向く訪問営業にも支障をきたしましたが、同じく大きな影響があったのは、展示会でしょう。展示会ほどわかりやすく人混みが発生するものはありませんので、メーカーは新製品の発表の場や、新規顧客獲得の場を失うことになりました。

ただ、製造業は参入障壁が高く、いわゆるJTC(Japanese Traditional Company)のような、古くからあるところが多く。それほど新規顧客の獲得のために展示会を利用していたというイメージはありません。それよりも、よりインプレッシブ(印象的)に製品を展示することや、実際にユーザーに手に取ってもらうことを優先していたような気がします。

これは私が機械部品メーカーに所属していたというのが大きいのですが、BtoBの製造業のユーザーはかなり範囲が絞られていて、ルート営業の側面もかなりあります。なので、新しいお客さんに同じ製品を販売するというよりは、いつものお客さんに抱える課題をヒアリングして、適切な提案をするというコンサルティングのような側面もあります。そのため、展示会の機能というのは、新規顧客の獲得よりも、新製品が解決できる課題の提案、という側面が強いです。

メタバース・デジタルツイン

メタバース・デジタルツイン

そのため、コロナによって対面営業が禁止されてZOOMでの営業が増えたように、Web上での展示会が主流になってくるのかなと思ったのですが、私の見た限りでは、それほど本格的なバーチャル展示会サービスはなかった気がします。

バーチャル展示会と銘打ってはいても、Webコンテンツの集約だったり(もちろんこれもかなり効果的だとは思いますが、展示会とは言えないかなと)、簡素な3Dにより、会場の再現だったりと、私が思うようなサービスはありませんでした。

コロナと機を同じくして、「メタバース」という言葉も一時バズワードになりました。「メタバース」に関する詳細な説明は省きますが、仮想空間を通じて、対話や交流を楽しむことが今後増えるだろうと予想されていました。まだ技術的に難しい部分もあるので、当初の目算よりは普及していないと思いますが、今後ネットの回線スピードや、コンピューターの計算速度、生成AIの進化があれば、どこかで大きく普及するタイミングがあるかもしれません。

製造業の世界でいうと、「デジタルツイン」という言葉も流行りました。仮想空間で、現実と同じものを再現して、工場のレイアウトや、製品の設計に活かそうというものです。こちらは、BtoBなので今後も普及するかもしれませんが、一般的に普及しているとまでは言えません。

なので、私の感覚としては、「コロナのタイミングで、展示会を代替できるようなサービスがない」これを作りたいというのがまず第一の理由です。そのために、展示会を通して出展者と参加者、それぞれが期待していることを分析して、サービスの中に盛り込みました。

営業という手段への違和感

営業という手段への違和感

そして、もう一つの理由が、日々の対面営業に関して不満があったからです。私は機械部品メーカーに勤めていましたので、日々営業で客先に出向くのですが、新商品が出たときに、製品の説明にかこつけて、お客さんで新しい仕事が発生していないかを確認したりするのですが、この製品の説明があまり好きではありませんでした。

なぜならば、相手もプロなので、カタログを見ればある程度理解できるからです。相手がそれほど詳しくなくて、その詳しくない相手に商品のベネフィットを理解させる必要があるのならば、営業担当者が出向いて説明をする理由もあると思いますが、相手も相当詳しい中で製品の時間をわざわざとるのはいかがなものかなとずっと思ってました。

さらにいうと、これだけWeb経由での情報発信が一般化して、スマートフォンも普及しているのだから、自分から情報を得ようと思えば簡単に入手できます。その中で相手の時間を奪うっていうのは、私が逆の立場なら嫌だろうな、と思うと二の足を踏んでしまいます。もちろん、仕事なので行くのですが。それならば、営業担当者が説明するよりも、もっとわかりやすくて、情報量が多い方法があれば、もうそれでいいじゃないかということで、このサービスを考えるきっかけにはなりました。この二つが大きな理由です。

Vislaboの誕生

Vislaboの誕生

さて、サービスを作ってみようと思ったのですが、特別プログラミングの素養があるわけでもなかったので、Htmlを学ぶところからのスタートでした。

さらに、3Dの要素も入れたかったので、その部分も学ぶ必要がありました。3Dの部分に関しては、サービスの中にどれだけ現実を模倣したものを作れるのかが重要だなと思ったので、そこの部分は追及しました。

3Dの技術にこだわったのはもう一つ理由があったのは、私が所属している企業がWebでの情報発信をあまり積極的にやってなかったことに不満がありました。そこに投じる資源が乏しかったとかそうゆう理由もあるのかもしれませんが、製造業の場合、販売に使える資源として3DCADがあったのに、これが、設計の用途だけで使われているがもったいないなと常々思っていました。このサービスが形になるまでに5年かかりましたが、振り返れば、ずっと“現場の非効率”にモヤモヤしていたのだと思います。Vizlaboは、その答えの一つです。

これから

これから

まずはVizlaboをたくさんの人に使ってもらうのが当面の目標となります。使ってもらうなかでサービスを磨いていき、ユーザー様のビジネスに貢献できるようなサービスに仕上げていくのがとりあえずの展開です。そうした中で見えてくる課題をつぶしていこうと思います。

ここまで読んでいただいた方はわかるかもしれませんが、遠大なビジョンのもとつくったサービスというよりも、私が日頃感じている不満を解消するためにつくったサービスなのは否めません。そんな低い志ではじまったサービスですが、みなさんの力で大きくしてもらえると幸いです。つたない文章ですが読んでいただきありがとうございました。